2018年10月10日水曜日

法廷での立ち振る舞い

弁論や弁論準備、公判で裁判官からふと想定外の質問をされた時の答え方についてです。
綺麗で理論的な書面を起案することも重要ですが、裁判官にとっさに気の利いた一言を言えるかが大事だと最近実感するようになりました。
これは先輩弁護士から常々言われていることではありましたが、最近特に実感するのです。
想定外の質問をされ、頭が真っ白になったとしても動じない、これは弁護士として当たり前なようで意外と難しい。
しかし、持ち帰って検討する場合であったとしても、その後の手続きを想定しながら咄嗟に気の利いた一言を言えるかどうかは、弁護士の技量として大事なことだと改めて思いました。


1 件のコメント:

  1. 余裕を持つこと,自分の考えに自身をもつことが必要でしょうね!
    自分の得意分野であれば,ある程度の事は気の利いた切り返しができると思うので…(確確,潜伏について等),
    研鑽を重ね,法定技術が得意分野と言えるまでに昇華する必要があるのだと思います!
    …最近何か頭が真っ白になることがあったんですかねw
    共に研鑽を重ね,胸をはって得意分野と言えるようにがんばりましょう!

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